ヤマハには(カワイにもありますね)グレードというものがあり
試験を受けて、どんどんレベルアップしていくシステムです。
ピアノ・エレクトーンともに
13級から3級までです。(2級もあります。1級もあるらしいです。)
私の持っているグレードは
ピアノは5級、エレクトーンは6級Bです。(エレクトーンは5級を取らなきゃいけないんです!本当は・・・さぼってます。)
他に指導グレードというものがあり、これは5級を持っています。
息子はエレクトーン演奏グレード7級A、娘はピアノ演奏グレード8級Bだったかな?
Aは自由曲・課題曲・初見演奏
Bは自由曲・初見演奏・伴奏づけ・聴奏と内容が少し違っています。
聴奏や伴奏づけは慣れていないとなかなか出来ないと思いますので
講師を目指していないなら、Aでも十分です。5級以上をとりたい場合は絶対にBを受けて下さい。
ピアノ8級はブルグミュラー前半程度です。
7級がブルグ後半・ソナチネ1、6級がソナチネ2(ここにはソナタも入ってますよね)などです。
5級はインヴェンションですね。
エレクトーンは全部の曲に何級とか書いてあります。その通りの級で受けないと、その場で他の曲にさせられてしまいます。(私が経験者です。)
ピアノ10・9級はバイエルですので、今までのレッスンで十分出来そうですね。初見はよくやっていますよね。
私が今、一生懸命受け始めている5級というのは
指導者レベルのグレードです。
演奏5級はバンドと合わせたりするのに役にたつかな、くらいですね。初見は役に立ちますが・・・
やはり指導に役に立つのは、指導5級です。
歌いながらピアノを弾く、生徒の演奏に合わせて伴奏を弾くというのは
指導者には不可欠なはずです。
出来れば音楽用語も試験に出すようにしてくれると、こっちのやる気も倍増してくるんですが。
フランス語とか覚えられないし・・・
2級は公開試験のようです。1級は実施されたことがないらしいですが・・・どうなんでしょう?どうしてそんな級が存在するのか疑問です。
私が子供の頃習った先生は
グレードもコンクールも全く参加させず
音大を目指させていたようですが
今思えば、こっちもやっておきたかったかな。
「こんな試験があるのよ」と教えてくれれば良かったのにと思いました。
・・・というわけで
今年は「グレードという試験もあるのよ」を宣伝していきます。
受ける受けないはご本人・ご家族の自由ですし
受かったからお月謝UP!なんてもちろんありません。